足がつる(こむら返り)とは、ふくらはぎの筋肉が急激に収縮している状態をさします。
神経が異常に緊張した状態で、医学的には「筋痙攣」の1つでふくらはぎで起きた場合、「腓腹筋痙攣」と呼びます。
一般的に、ふくらはぎで起きると「こむら返り」と言いますが、首や腕、大腿、足底など、どこの筋肉にも起きる可能性があります。
筋肉が収縮し固くなった状態が数分続き、その間激しい痛みを伴います。
足がつる原因とは?
足がつってしまう原因は大きく分けて4つあります。
- 筋肉の疲労・老化
- 冷え・血流障害
- 栄養不足
- 骨格の歪みによる神経異常
1.筋肉の疲労・老化
筋肉は使うと疲労物質が溜まり、筋肉のバランスが崩れると、就寝時に勝手に収縮しようとします。年を取ると筋肉量が減っていしまい、さらに筋肉がつりやすい状態になってしまいます。
2.冷え・血流障害
長時間のデスクワークなどで座っていると、下腿の血流が滞ってむくんでしまい、冷え・血流障害が起きます。そうすると筋肉の柔軟性が失われ、さらに冷えの原因になり、つりやすい筋肉となってしまいます。
3.栄養不足
偏った栄養は神経・筋肉の状態を悪くします。カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、ビタミンを積極的に摂取しましょう。
4.骨格の歪みによる神経異常
下腿の筋肉を動かす神経の元は腰椎から出ています。骨盤、背骨の歪みが原因で神経の通りが正常でなくなり、つりやすい状態になってしまいます。
足がつった時の対処法は?
足がつった時は慌てずに、ゆっくり伸ばしてあげると早く良くなります。
①足の力を抜いて、片手でつっている足の膝をおさえる。
②もう片方の手で足の5本指全体をお腹の方に向かってゆっくり引っ張ります。その状態は数秒保ちます。
③ふくらはぎの筋肉がじわっと伸びているか確認する。
このようにすると、収縮した筋肉がゆるみ、症状が緩和します。
まとめ
こむら返りは原因が解消しない限り、何度でも起こります。
日頃から適度な運動やマッサージ、ストレッチなど身体のケアをし予防をしましょう。
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